The Kid LAROI(ザ・キッド・ラロイ)『Without You(ウィズアウト・ユー)』

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ズタズタに引き裂かれても、君がいないのはつらい。

2021年5月29日号のbillboard The HOT100 第16位(9週チャートイン 最高位第8位)

2021年5月21日分 UK Official Singles Chart Top100 第18位(27週チャートイン 最高位第2位)

今回は一度聴いただけで、胸が張り裂けそうになるThe Kid LAROI(ザ・キッド・ラロイ)の『WITHOUT YOU(ウィズアウト・ユー)』をおすすめします。

ザ・キッド・ラロイはオーストラリア、ニューサウスウェールズ州ウォータールー生まれの17歳(2021年5月現在)。

オーストラリア先住民族「カミラロイ族」の出身で、アーティスト名の一部にもなっています。

7歳からラップを始め、15歳の時に応募した高校生アーティストを発掘するオーディションでファイナリストに選ばれ、才能が注目を集め。

今は亡きジュース・ワールドが2018~2019年に行ったオーストラリアツアーでオープニングアクトを務めて以来、一緒に時間を過ごすことになった二人は、まるで師弟関係のように。

二人で歌っている『Go』のMVで、彼らの仲の良さが映像として残っています。

2020年にリリースしたデビューミックステープ『F*ck Love』は、オーストラリアチャートで1位になり。

さらにはビルボードチャートで最高位3位まで上り詰める快挙を成し遂げています。




こんなにつらい出来事がこの先も起こるんだろうか…。

タイトルの『Without You』は「君なしで」という意味。

歌詞をすべて和訳してみます。

You cut out a piece of me and now I bleed internally
(君が僕をズタズタに切り裂いて 今心の中で血を流してる)
Left here without you, without you
(置き去りになって 君はいなくて)
And it hurts for me to think about what life could possibly be like
(こんなことが起こる人生について考えると苦しくて)
Without you, without you
(君はいなくて 君はいなくて)

I can’t believe that you would up and leave me
(僕から突然去るなんて信じられない)
F*ck all of your reasons
(理由なんてどうでもいいさ)
I lost my shit, you know I didn’t mean it
(混乱したよ 分かってるだろ そういう意味じゃなかったって)
Now I see it, you run and repeat it
(もう分かった 君は誰かに走って行ってを繰り返して)
And I can’t take it back, so in the past is where we’ll leave it, huh
(取り戻せないから 過去に全部置いていくんだ)

So there you go, oh
(だからもう行けよ)
Can’t make a wife out of a ho, oh
(どうせ結婚相手にはならないさ)
I’ll never find the words to say I’m sorry
(ごめんなんて言葉を理解するつもりもないけど)
But I’m scared to be alone
(一人になるのが怖いんだ)

You cut out a piece of me and now I bleed internally
(君が僕をズタズタに切り裂いて 今心の中で血を流してる)
Left here without you, without you
(置き去りになって 君はいなくて)
And it hurts for me to think about what life could possibly be like
(こんなことが起こる人生について考えると苦しくて)
Without you, without you
(君はいなくて 君はいなくて)




It’s gon’ be hard here on my own
(ここに一人でいるのがつらくなるだろうし)
And even harder to let you go
(君を手放すのはもっとつらいだろう)
I really wish that we, could have got this right
(僕らがもっと上手くやれていたらなって本当に思うよ)

So here I go, oh
(だから僕も行くよ)
Can’t make a wife out of a ho, oh
(結婚相手にはならないし)
I’ll never find the words to say I’m sorry
(ごめんなんて言葉を理解するつもりもないけど)
But I’m scared to be alone
(一人になるのが怖いんだ)

You cut out a piece of me and now I bleed internally
(君が僕をズタズタに切り裂いて 今心の中で血を流してる)
Left here without you, without you
(置き去りになって 君はいなくて)
And it hurts for me to think about what life could possibly be like
(こんなことが起こる人生について考えると苦しくて)
Without you, without you
(君はいなくて 君はいなくて)

歌詞の内容を深読みすると、どうやら彼女に何度も浮気をされて、やっと彼女がアバズレであることを悟り、すごくつらいけど別れを選ぶ…そんな歌詞のようです。

ザ・キッド・ラロイのハスキーで情熱的な歌声も相まって、歌詞の世界観がより一層激しく美しく感じられ、まさに彼のための楽曲といっても過言ではないでしょうね。

マイリー・サイラスとのコラボも秀逸!

実はこの歌をマイリー・サイラスともコラボしているのですが。

二人ともハスキーでパンチのある歌声なので、すごく相性が良くてもっと切なさが増すMVになっています。

刹那的な雰囲気のカップル感が、とてもカッコよくて必見です。


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