Tate McRae(テイト・マクレー)『greedy(グリーディー)』

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そんなにガツガツしないで。

2024年1月6日号のbillboard The HOT100 第24位(15週チャートイン 最高位 第7位)

2024年1月5日分 UK Official Singles Chart Top100 第4位(16週チャートイン 最高位 第3位)

【追記】2024年1月6日号のbillboard The HOT100 第3位までランクアップ!

今回は甘ったるいながらもパワフルな歌声、サビのストレートさがやみつきになるTate McRae(テイト・マクレー)の『greedy(グリーディー)』をおすすめします。

Tate McRae(テイト・マクレー)の簡単なバイオグラフィーは過去記事『You(ユー)』をご覧ください。




おじさまを狂わせる小悪魔ガール

タイトルの「greedy(グリーディー)」には「強欲な、がめつい」といった意味があり「ケチ」というニュアンスでも使われる英語のようです。

歌詞をすべて和訳してみると。

He said, “Are you serious?
(彼は言ったわ 「本気なのか?)
I’ve tried, but I can’t figure out
(試してみたけど 俺には分からない)
I’ve been next to you all night and still don’t know what you’re about
(一晩中お前のそばに居続けても まだどんな人なのか分からない)
You keep ta- (Ta-ta-), talkin’,
(お前はずっと喋り続けるけど)
but not much comin’ out your mouth
(本音はあまり話してない)
Can’t you tell that I want you?”, I say, yeah
(俺がお前を欲しいってこと分かってる?」って だから私は言うの)




I would want myself
(私も私が欲しいわ)
Baby, please believe me
(お願い 私を信じて)
I’ll put you through hell
(あなたはきっと苦悩する)
Just to know me, yeah, yeah
(私を知ろうとするためだけに)
So sure of yourself
(あなたは自信たっぷりだから)
Baby, don’t get greedy
(そんなに欲張らないで)
That shit won’t end well
(くだらない愛は結ばれない)
(No, it won’t) End well
([そうよ]結ばれない)




I see you eyein’ me down, but you’ll never know much past my name
(あなたは私を食い入るように見つめるけど 私の名前ぐらいしか知ることはできないわ)
Or how I’m runnin’ this room around and that I’m still half your age
(あなたの半分の歳なのに この部屋をどんな風に支配しているかも教えない)
Yeah, you’re loo- (Loo-loo-), lookin’ at me like I’m some sweet escape
(私を甘い現実逃避のようにあなたは見てる)
Obvious that you want me, but I said
(あなたが私を欲しいのは明らかだけど 私は言ったわ)

I would want myself
(私も私が欲しいわ)
Baby, please believe me
(お願い 私を信じて)
I’ll put you through hell
(あなたはきっと苦悩する)
Just to know me, yeah, yeah
(私を知ろうとするためだけに)
So sure of yourself
(あなたは自信たっぷりだから)
Baby, don’t get greedy
(そんなに欲張らないで)
That shit won’t end well
(くだらない愛は結ばれない)
(No, it won’t) End well
([そうよ]結ばれない)

He said, “I’m just curious, is this for real or just an act?
(彼は言ったわ 「僕はただ興味があるだけ これは本気?それとも演技?)
Can’t tell if you love or hate me, never met someone like that
(俺を好きか嫌いかさえも分からない こんな人には出会ったことがない)
Drive me so (So, so) crazy, did you know you got that effect?”
(俺をとてもとても狂わせる そんな気にさせてるって君は分かってる?」って)
I said, “Lemme check, yeah”
(私は言ったの 「確認させて」)




I would want myself
(私も私が欲しいわ)
Baby, please believe me
(お願い 私を信じて)
I’ll put you through hell
(あなたはきっと苦悩する)
Just to know me, yeah, yeah
(私を知ろうとするためだけに)
So sure of yourself
(あなたは自信たっぷりだから)
Baby, don’t get greedy
(そんなに欲張らないで)
That shit won’t end well
(くだらない愛は結ばれない)
(No, it won’t) End well
([そうよ]結ばれない)

I would want myself
(私も私が欲しいわ)




ガツガツこられても、至って冷静な私

歌詞の内容から、どうやら自分の年齢より半分ぐらい年上の男性に言い寄られ、一夜を共に過ごしたものの。

そんなにすぐにはなびかない態度が彼をヤキモキさせている…といった様子を描いています。

サビのI would want myself(私も私が欲しいわ)ですが。

この部分には「私だってどれが本当の私か分からないわ」という心情があり、そこには「誰かと深くなることへの恐怖や好奇心」といったものが見え隠れしているように感じます。

つまり「心を開くにはすごく時間がかかる」からこそ「そんなに焦らないで。誰かを深く知るには忍耐や時間が必要でしょ。」と落ち着かせたい心理が含まれているのではないでしょうか。

と同時に「もし私があなたでも、こんなにイケてる私と付き合いたいわ」といった、ちょっぴり生意気な女心も含んでいるように感じ。

『Greedy』は早く関係を深めたくてガツガツしている男性と、若さゆえに自分を大切にしたい冷静な女性を対比して表現しているのかもしれません。




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