Harry Styles(ハリー・スタイルズ)『As It Was(アズ・イット・ワズ)』

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もう以前の僕とは、以前の恋とは違うんだ。

2023年5月27日号のbillboard The HOT100 第21位(59週チャートイン 最高位 第1位)

2023年5月19日分 UK Official Singles Chart Top100 第12位(59週チャートイン 最高位 第1位)

今回は一年以上のロングヒットを記録し、YoutubeでのMV再生回数も5億回を越えたHarry Styles(ハリー・スタイルズ)の『As It Was(アズ・イット・ワズ)』をおすすめします!

ハリー・スタイルズのバイオグラフィーを簡単にご紹介。

2011年にイギリスのオーディション番組『The X Factor』をきっかけに世界的ボーイズバンド「One Direction(ワン・ダイレクション)」のメンバーとしてデビュー。

活動休止をきっかけにワン・ダイレクションのマネジメント会社を脱退し、2016年にコロンビアレコード内に自分のレーベルとなるアースキン・レコーズを立ち上げ。

2017年5月にデビューアルバム『Harry Styles』をリリースし、イギリスやアメリカの主要チャートで第1位を獲得。

2019年10月に発表したセカンドアルバム『Fine Line』からのシングルカット『Watermelon Sugar』は全米シングルチャートで第1位を記録し、2021年のグラミー賞で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞する快挙を成し遂げます。

2022年4月にサードアルバム『Harry’s House』を発表。

すでにこのアルバムからは『As It Was』『Late Night Talking』『Music for a Sushi Restaurant』『Matilda』の4曲がビルボードチャートにランクインしています。




今までの恋とは違う。君の代わりはいないんだ。

タイトルの「As it was」は「以前のように」または「そのまま」という意味があります。

歌詞ではどのようなニュアンスなのか、すべて和訳してみます。

Holding me back
(僕を引き留める)
Gravity’s holding me back
(重力が僕を引き留める)
I want you to hold out the palm of your hand
(君の手の平を差し出してほしい)
Why don’t we leave it at that?
(このままで良いんじゃない?)
Nothing to say
(言うことなんて何もない)
When everything gets in the way
(すべてが邪魔になったとき)
Seems you cannot be replaced
(君の代わりはいないみたい)
And I’m the one who will stay
(そして僕はずっとそばにいるんだろう)




In this world
(この世界では)
It’s just us
(僕らだけ)
You know it’s not the same as it was
(もう以前とは違うって 君も分かってるだろ)
In this world
(この世界で)
It’s just us
(二人きり)
You know it’s not the same as it was
(もう以前とは違うって 君も分かってるだろ)
As it was
(違うって)
As it was
(以前とは違うんだ)
You know it’s not the same
(以前とは違うって 君も分かってるだろ)




Answer the phone
(電話に出る)
“Harry, you’re no good alone
(「ハリー あなたが一人でいるなんて良くない)
Why are you sitting at home on the floor?
(なぜ家の床に座っているの?)
What kind of pills are you on?”
(何の薬を飲んでるの?」)
Ringing the bell
(ベルを鳴らしても)
And nobody’s coming to help
(誰も助けに来てくれない)
Your daddy lives by himself
(君のお父さんは一人暮らし)
He just wants to know that you’re well
(彼はただ君が元気だと知りたがっている)

In this world
(この世界では)
It’s just us
(僕らだけ)
You know it’s not the same as it was
(もう以前とは違うって 君も分かってるだろ)
In this world
(この世界で)
It’s just us
(二人きり)
You know it’s not the same as it was
(もう以前とは違うって 君も分かってるだろ)
As it was
(違うって)
As it was
(以前とは違うんだ)
You know it’s not the same
(以前とは違うって 君も分かってるだろ)




Go home
(家に帰って)
Get ahead
(先取りして)
Light speed internet
(高速インターネット)
I don’t want to talk about the way that it was
(みたいな話はしたくない)
Leave America
(アメリカを去って)
Two kids follow her
(二人の子供も彼女について行った)
I don’t want to talk about who’s doing it first
(誰が先だったとかそんな話もしたくない)
Hey!
(したくない!)

As it was
(違うって)
You know it’s not the same as it was
(もう以前とは違うって 君も分かってるだろ)
As it was
(以前とは違うんだ)
As it was
(以前とは違うんだ)




シンプルな言葉で成り立っている歌詞の中に、色んな感情が込められているように思います。

サビの「You know it’s not the same as it was(もう以前とは違うって 君も分かってるだろ)」は、恋人に言っているような言葉でもありつつ、自分自身にも言い聞かせているような感じにも聞こえます。

ハリーの恋愛&自分を取り巻く環境への感情

この『As it was』の歌詞は、ハリーのプライベートに関する心情が描かれていると言われており。

「Leave America(アメリカを去って)Two kids follow her(二人の子供も彼女について行った)」という歌詞が出てきますが。

これはハリーが主演を務めた映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』がきっかけで付き合い始めたオリヴィア・ワイルド監督のことではないかと推測されています。

なぜならオリヴィアには二人の子供がいて、ハリーも良好な関係を築いていたらしく、ライヴにも親子で訪れるほどだった模様。

「Your daddy lives by himself(君のお父さんは一人暮らし)He just wants to know that you’re well(彼はただ君が元気だと知りたがっている)」なんて歌詞もあり、もしかするとハリーはオリヴィアのお父さんとも仲が良かったのかもしれないですね。




そんな順調な交際を続けていた二人ですが、昨年11月に破局。

ハリーほどの世界的スターとなるとパパラッチがどこにでもいるので、気も休まらないし、気ままに恋愛も出来ない。

MVを見ると二人きりのはずなのに色んな人間関係やしがらみがあって、手を離したくないのに離して、また近づこうと努力して…といったような心情も描かれているように思い。

軽快なサウンドとは裏腹に、すれ違ったり、二人でいるために人並み以上のパワーを必要とする様子に切なくなってしまいます。

参照元:Harry Styles’ ‘As It Was’ Lyrics Include a Subtle Reference to Olivia Wilde—What the Song Means




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