Miley Cyrus(マイリー・サイラス)『Flowers(フラワーズ)』

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あなたより私は自分をもっと愛せるわ。

2023年7月22日号のbillboard The HOT100 第6位(26週チャートイン 最高位 第1位)

2023年7月14日分 UK Official Singles Chart Top100 第26位(26週チャートイン 最高位 第1位)

今回は、すでにYoutubeでは5.2億回再生、力強く前向きな歌に励まされるMiley Cyrus(マイリー・サイラス)の『Flowers(フラワーズ)』をおすすめします。

Miley Cyrus(マイリー・サイラス)のバイオグラフィーを簡単にご紹介。

マイリー・サイラスはアメリカ合衆国・テネシー州出身の30歳(※2023年7月現在)

父親はカントリー歌手の父ビリー・レイで、 インディアンチェロキー族の血をマイリー自身も引き継いでいるようです。




2006年にディズニーチャンネルで出演したドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』が世界的に大ヒットし、TVサウンドトラックとしては異例の全米第一位を記録。

その後『Wrecking Ball』『MALIBU』『Midnight Sky』と大ヒットを飛ばし、世界を代表するソロ女性シンガーとして活躍しています。

以前は過激な衣装とパフォーマンスで批判が殺到することも多かったのですが。

ホームレスの子ども達など多岐に渡る団体に多額の寄付をしたり、イギリスのマンチェスターでアリアナ・グランデが公演中に起きたテロを追悼するコンサートでパフォーマンスをしたりと、ボランティア精神にも富んでいます。




あなたとの関係が八方塞がりになったとき、思い浮かんだこと。

曲名の「Flowers」は「花」という意味ですが、どんな内容なのか歌詞をすべて和訳してみます。

We were good, we were gold
(私達は上手くいっていた 最高だった)
Kinda dream that can’t be sold
(それはお金で売ることができない夢みたいなものだった)
We were right ‘til we weren’t
(私達は正しかった そうじゃなくなるまでは)
Built a home and watched it burn
(家を建てて 燃えるのを見てた)

I didn’t wanna leave you, I didn’t wanna lie
(あなたの元を去りたくなかった 嘘もつきたくなかった)
Started to cry, but then remembered I
(泣き始めたけど そのとき思い出したの 私)




I can buy myself flowers
(自分に花を買ってあげられる)
Write my name in the sand
(砂に自分の名前を書けるし)
Talk to myself for hours
(何時間も自分と向き合えるし)
Say things you don’t understand
(あなたが理解しないことも言える)
I can take myself dancing
(一人で踊ることもできるし)
And I can hold my own hand
(自分で自分の手を握ってあげられる)
Yeah, I can love me better than you can
(そう あなたより自分をより良く愛せるって)

Can love me better, I can love me better, baby
(自分をより良く愛せる 自分をより良く愛せる)
Can love me better, I can love me better, baby
(自分をより良く愛せる 自分をより良く愛せる)

Paint my nails cherry-red
(自分の爪をチェリーレッドに塗って)
Match the roses that you left
(あなたが置いて行った薔薇とマッチさせる)
No remorse, no regret
(自責もない 後悔もない)
I forgive every word you said
(あなたが言ったすべての言葉を許すわ)

I didn’t wanna leave you, baby, I didn’t wanna fight
(あなたの元を去りたくなかった ケンカもしたくなかった)
Started to cry, but then remembered I
(泣き始めたけど そのとき思い出したの 私)




I can buy myself flowers
(自分に花を買ってあげられる)
Write my name in the sand
(砂に自分の名前を書けるし)
Talk to myself for hours
(何時間も独り言を言えるし)
Say things you don’t understand
(あなたが理解しないことも言える)
I can take myself dancing
(一人で踊ることもできるし)
I can hold my own hand
(自分で自分の手を握ってあげられる)
Yeah, I can love me better than you can
(そう あなたより自分をより良く愛せるって)

Can love me better, I can love me better, baby
(自分をより良く愛せる 自分をより良く愛せる)
Can love me better, I can love me better, baby
(自分をより良く愛せる 自分をより良く愛せる)
Can love me better, I can love me better, baby
(自分をより良く愛せる 自分をより良く愛せる)
Can love me better, I
(自分をより良く愛せる 私は)




I didn’t wanna leave you, I didn’t wanna fight
(あなたの元を去りたくなかった 嘘もつきたくなかった)
Started to cry, but then remembered I
(泣き始めたけど そのとき思い出したの 私)

I can buy myself flowers
(自分に花を買ってあげられる)
Write my name in the sand
(砂に自分の名前を書けるし)
Talk to myself for hours
(何時間も独り言を言えるし)
Say things you don’t understand
(あなたが理解しないことも言える)
I can take myself dancing
(一人で踊ることもできるし)
I can hold my own hand
(自分で自分の手を握ってあげられる)
Yeah, I can love me better than
(そう あなたより自分をより良く愛せる)
Yeah, I can love me better than you can
(そう あなたより自分をより良く愛せるって)

Can love me better, I can love me better, baby
(自分をより良く愛せる 自分をより良く愛せる)
Can love me better, I can love me better, baby
(自分をより良く愛せる 自分をより良く愛せる)
Can love me better, I can love me better, baby
(自分をより良く愛せる 自分をより良く愛せる)
Can love me better, I
(自分をより良く愛せる 私は)




歌詞の内容から、パートナーとケンカをし、どうにもならず疲れて泣きそうになった時に「もうあなたと離れた方がより自分を愛せるだろう」という思いが浮かび上がってくる様子を描いているようです。

切ない歌詞なのに、マイリーのハスキーで力強い声も相まって、聴いていると勇気や希望がみなぎってくるのが大ヒットの要因かもしれません。




リアムとの突然の別れを歌に。

実はマイリーは2020年に俳優リアム・ヘムズワースと離婚しており。

彼女自身は明言していませんが、リアムとの別れ&を歌っていると推測されています。

なぜなら歌詞の中に「Built a home and watched it burn(家を建てて 燃えるのを見てた)」と出てきますが。

実際に2018年にウルジー火災で二人が住んでいたマリブの家が燃えてしまった出来事を引用していると思われるからです。

過去記事で取りあげた『Malibu』の歌詞は幸せそうだったのに、二人の未来を暗示していたのかもしれません。

さらにこの『Flowers』が収録されているニューアルバム『Endrless Summer Vacation』はなぜかリアムの誕生日にリリースされており、おそらくマイリーとしてはこのアルバムをケジメの作品として発表したのだと感じます。

でもこの歌が大ヒットしているのは、ちょっと懐かしいサウンドのほかに、別れや裏切りに遭遇しても自分を愛する強さを思い起こさせてくれるからではないでしょうか。

参照元:GLOMOUR―『マイリー・サイラス、ヒット曲「フラワーズ」の由来について語る』




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