港の灯りが恋しくなるだろうけど、もう行かなくちゃ。
2019年10月4日分 UK Official Singles Chart Top100 第50位(7週チャートイン 最高位第40位)
今回はゆったりとしたチルアウトなサウンドが心地よい、Miley Cyrus(マイリー・サイラス)の『Slide Away(スライド・アウェイ)』をおすすめします。
マイリーといえば、昨年12月に結婚した俳優のリアム・ヘムズワースとの離婚を今年8月に発表し、世間を驚かせました。
この「Slide Away」も、リアムとの別れを迎えた心境を歌っているようにも聞こえますが。
そうしたプライベートな背景とは一線を画し、浮遊感が漂うサウンドやエコーのように響く歌声が美しく、リラックス感を感じてしまう良曲です。
とにかく遠くに離れて。
調べてみると、「Slide Away」には「どんな場所でも構わないから、とにかく遠くに離れる」という意味があるようです。
Once upon a time, it was paradise
(昔々 そこは楽園だった)
Once upon a time, I was paralyze
(昔々 私は麻痺してた)
Think I’m gonna miss these harbor lights
(港の灯りが恋しくなるだろうけど)
But it’s time to let it go
(でも去る時だわ)
Once upon a time, it was made for us
(昔々 私たちのために作られていたもの)
Woke up one day, it had turned to dust
(ある日起きたら 塵になっていた)
Baby, we were found, but now we’re lost
(私たちは出会い 見失ってしまった)
So it’s time to let it go
(だから去る時なの)
I want my house in the hills
(私は丘に自分の家が欲しいの)
Don’t want the whiskey and pills
(ウィスキーや薬は欲しくない)
I don’t give up easily
(私は簡単にあきらめたりなんてしない)
But I don’t think I’m down
(けど留まろうとも思わないの)
So won’t you slide away?
(だから 遠くに離れてよ)
Back to the ocean, I’ll go back to the city lights
(海に戻って 私は街の灯りに戻るわ)
So won’t you slide away?
(遠くに離れてよ)
Back to the ocean, la-la-la, you’ll slide away
(海に戻って ラララ あなたは遠くに離れるのよ)
So won’t you slide away?
(遠くに離れてよ)
Back to the ocean, I’ll go back to the city lights
(海に戻って 私は街の灯りに戻るわ)
So won’t you slide away?
(遠くに離れてよ)
Back to the ocean, la-la-la, you’ll slide away
(海に戻って ラララ あなたは遠くに離れるのよ)
Once upon a time, it was paradise
(昔々 楽園だった)
Once upon a time, I was paralyzed
(昔々 私は麻痺してた)
Think I’m gonna miss these harbor lights
(港の灯りが恋しくなると思う)
But it’s time to let it go
(でも去る時だわ)
Once upon a time, it was made for us
(昔々 私たちのために作られていたもの)
Woke up one day, it had turned to dust
(ある日起きたら 塵になっていた)
Baby, we were found, but now we’re lost
(私たちは出会い 見失ってしまった)
So it’s time to let it go
(だから去る時なの)
Move on, we’re not seventeen
(どんどん進まなきゃ 私たちは17歳じゃないし)
I’m not who I used to be
(かつての私とは違うの)
You say that everything changed
(あなたはすべてが変わったと言う)
You’re right, we’re grown now
(正しいわ 私たちは今成長したの)
So won’t you slide away?
(だから 遠くに離れてよ)
Back to the ocean, I’ll go back to the city lights
(海に戻って 私は街の灯りに戻るわ)
So won’t you slide away?
(遠くに離れてよ)
Back to the ocean, la-la-la, you’ll slide away
(海に戻って ラララ あなたは遠くに離れるのよ)
So won’t you slide away?
(遠くに離れてよ)
Back to the ocean, I’ll go back to the city lights
(海に戻って 私は街の灯りに戻るわ)
So won’t you slide away?
(遠くに離れてよ)
Back to the ocean, la-la-la, you’ll slide away
(海に戻って ラララ あなたは遠くに離れるのよ)
Move on, we’re not seventeen
(どんどん進まなきゃ 私たちは17歳じゃないし)
I’m not who I used to be
(かつての私とは違うの)
You say that everything changed
(あなたはすべてが変わったと言う)
You’re right, we’re grown now
(正しいわ 私たちは今成長したの)
以前、マイリーがリアムとの幸せな日々を歌った『Malibu』をおすすめしたことがあるから、理解できるのですが。
二人は海のそばに住んでいたんですね。
しかもマイリーは内陸地の生まれなので、リアムと一緒に暮らすまで海という自然をあまり知らず、リアムがその楽しさを教えてくれたそう。
その名残惜しさは、「Think I’m gonna miss these harbor lights(港の灯りが恋しくなるだろうけど)」という歌詞に表れていますし、同時にリアムと楽しく過ごした日々のことも表現しているのかもしれません。
別れてもいつも愛しているというマイリーのツイート
MVではパーティーに疲れてしまったマイリーの様子が描かれており。
リアムとは2010年公開の映画「ラスト・ソング」の共演をきっかけに10年間付き合っては別れを繰り返してきたのだから、きっと別れるのも簡単ではなかったと思いますが。
マイリーはリアムとの別れについてこんな風に語っています。
But the truth is, once Liam & I reconciled,I meant it, & I was committed. There are NO secrets to uncover here. I’ve learned from every experience in my life. I’m not perfect, I don’t want to be, it’s boring. I’ve grown up in front of you, but the bottom line is, I HAVE GROWN UP.
— Miley Ray Cyrus (@MileyCyrus) 2019年8月22日
I can admit to a lot of things but I refuse to admit that my marriage ended because of cheating. Liam and I have been together for a decade. I’ve said it before & it remains true, I love Liam and always will.
— Miley Ray Cyrus (@MileyCyrus) 2019年8月22日
でも真実は、私とリアムが一度復縁した時は真剣だったし、とても忠実だった。ここでさらすような秘密なんてない。人生のすべての経験から学んだわ。私は完璧じゃないし、そうなりたくない、退屈だから。皆が見ている前で大人になったけど、結論は「自分を成長させたのは自分自身」なの。
多くのことは認めるけど、私の浮気で結婚生活が終わったと認めるのは拒否するわ。リアムと私は10年一緒にいた。以前にも言ったし、真実として残るわ。リアムを愛しているし、いつもそうよ。
この別れを含め、今までの経験も糧に、これからさらに素敵な音楽を作ってくれることを願うばかりです。