XXXTENTACION(エックス・エックス・エックス・テンタシオン)& Lil Pump(リル・パンプ) ft. Maluma(マルマ)& Swae Lee(スワエ・リー)『Arms Around You(アームス・アラウンド・ユー)』

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札束も不特定多数の女も超越したお前

2018年12月1日号のbillboard The HOT100 第49位(4週チャートイン 最高位 第28位)

2018年11月30日分 UK Official Singles Chart Top100 第23位(5週チャートイン 最高位 第14位)



今回は「やっぱり彼が生きていたら、ラップ界は変わっていたかもしれないな」と感じざるをえない歌、XXXTENTACION(エックス・エックス・エックス・テンタシオン)& Lil Pump(リル・パンプ)ft. Maluma(マルマ)& Swae Lee(スワエ・リー)の『Arms Around You(アームス・アラウンド・ユー)』をおすすめします。




日頃、洋楽を聴いている人なら「なんて豪華なコラボなんだろう!」と思ってしまいますよね。


知らない方のためにも、4人それぞれのバイオグラフィーを簡単にご紹介。


まずXXXTENTACION(エックス・エックス・エックス・テンタシオン)のバイオグラフィーは、『SAD!(サッド!)』を取りあげた際の記事を読んでいただくとして。
今年の6月、フロリダ州でショッピングをした後、凶弾に倒れ、亡くなってしまいました。



現在ビルボードチャートでは『SAD!(サッド!)』『BAD!(バッド!)』、Lil Peep(リル・ピープ)とのコラボ『Falling Down(フォーリング・ダウン)』の3曲がランクイン。
改めて歌声を聴くと、すでにこの世にいないことが惜しいと感じてしまいます。
ちなみにリル・ピープも2017年11月に向精神薬の一種、フェンタニエルのオーバードースで亡くなっていたりします(悲)。


続いて、Lil Pump(リル・パンプ)はフロリダ州マイアミ生まれの18歳(!)※2018年12月現在。
(そういえば、前出のXXXTENTACIONもまだ20歳だったもんね…。)

カラフルなドレッドヘアがトレードマークで、よく見ると結構ハンサムな顔立ち。
昨年リリースされた『Gucci Gang(グッチ・ギャング)』が大ヒットし、注目される存在になりました。


Maluma(マルマ)は、コロンビア生まれでラテン界では歌だけでなく、映画にも出演するほどの人気。

「Maluma」で検索すると、イケメンとか来日、彼女などのワードが出てくるので、私は初めて知ったのですが、日本でも結構人気なんでしょうね。


最後にSwae Lee(スワエ・リー)は、カリフォルニア州生まれの23歳(2018年12月現在)。
昨年世界中でヒットしたFrench Montana(フレンチ・モンタナ)の『Unforgettable(アンフォゲッタブル)』でフューチャリングされたので、歌声を聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。


引用元:Swae Lee

コンポーザーとしても実力があり、ビヨンセに提供した『Formation(フォーメーション)』という楽曲で、2017年度のグラミー賞にノミネートされた実績もあります。





XXXTENTACIONが歌うとなぜかエモくて官能的な歌に聴こえる不思議

タイトルの『Arms Around You(アームス・アラウンド・ユー)』とは、直訳すると「君に腕を回す」、つまり「君を抱きしめる」という意味。
歌詞を和訳してみると。


Arms around you
(君を抱きしめるよ)
Te amo mami, let me hold you
(愛してるよ ガール 君を抱きしめさせて)
Got me arms right around you, girl, ooyy
(俺の腕で今君を抱きしめるよ ガール)
Good lovin’ got all around you
(君を幸せな気持ちにするよ)
To make sure no one could harm you
(誰も君を傷つけることができないように)
Let me, mami, let me have you, oh-ay
(俺のものになって)


Yeah, she drivin’ me crazy
(そう 彼女は僕を夢中にする)
I take drugs on the daily
(俺は毎日薬漬け)
Pull out the ‘Rari or the Mercedes [which one?]
(フェラーリとベンツ どっちから手を引こうか)[どっち?]
Yeah, she got my heart racing, racing
(俺のハートをハラハラドキドキさせるんだ)


Foreign cars, foreign hoes; yeah, we got a lot of those
(外車も外国の女 俺たちはどっちもたくさん持ってる)
10 bands on my Gucci coat
(10バンズ[※札束のこと]するグッチのコート)
10 hoes in the studio
(スタジオには10人の女)
Yes, I’m gonna miss you, though but I got a lot of those
(どんなにたくさん持っていても 君が恋しくなるだろうね)
Spanish bitches love the coke (Wow)
(スペイン人のビ〇チはコーラが好き)


Put my dick straight down her throat
(彼女は俺を飲み干すのさ)
I know that your baby daddy broke
(お前のパパは役に立たないんだろ)
Take your wife backstage at a festival
(フェスティバルのバックステージにお前の妻を連れてこいよ)
Penthouse, 54th floor, let’s go
(ペントハウス 54階に行こう)
And my hotel came with a stripper pole
(俺のホテルにはストリッパー用のポールがあるんだ)


Arms around you
(君を抱きしめるよ)
Te amo mami, let me hold you
(愛してるよ ガール 君を抱きしめさせて)
Got me arms right around you, girl, ooyy
(俺の腕で今君を抱きしめるよ ガール)
Good lovin’ got all around you
(君を幸せな気持ちにするよ)
To make sure no one could harm you
(誰も君を傷つけることができないように)
Let me, mami, let me have you, oh-ay
(俺のものになって)






If you ever get to feel my touch
(もし俺が触れるのを感じたら)
Then you might never get enough
(決して満足しなくなるよ)
Yes, I know you feel the ambiance
(君が雰囲気を感じるのが分かる)


Love you like I’ll never seen you again
(君に二度と会えないかのように君を愛すよ)
Only real cause I’m not for pretend
(見せかけではないから 本気でね)
Reaching out with your arms extended
(君が腕を伸ばして僕に手を伸ばす)


My love, is emergency
(俺の愛は緊急事態で)
And I can sense the urgency
(切迫感を感じてる)
Come, let me woah-oh-ooh
(さぁ 気持ちよくさせて)


Your body can scratch for me
(君の体が僕を引っ掻く)
Have me impressed like sorcery
(魔術にかかったみたいに)
She left me like an alcoholic
(俺をアル中みたいにして去っていった)


Arms around you
(君を抱きしめるよ)
Te amo mami, let me hold you
(愛してるよ ガール 君を抱きしめさせて)
Got me arms right around you, girl, ooyy
(俺の腕で今君を抱きしめるよ ガール)
Good lovin’ got all around you
(君を幸せな気持ちにするよ)
To make sure no one could harm you
(誰も君を傷つけることができないように)
Let me, mami, let me have you, oh-ay
(俺のものになって)
※以下、スペイン語+上記のサビです



XXXTENTACIONが歌うとなぜかエモくて官能的な歌に聴こえてしまう。
彼がヒップホップ界を変えたのは、尖った楽曲だけではなく、情緒のある柔らかみのある楽曲を創造できたからではないかと思うのです。
『Moonlight』とかも、そんな彼の才能を示す代表的な一曲だと思います。
興味がある方は、聴いてみてくださいね。




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