The 1975『If You’re Too Shy ~Let Me Know~(イフ・ユー・アー・トゥー・シャイ~レット・ミー・ノー~)』

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ハッピーエンドを期待してたけど、結局現実は変わらないんだ。

2020年5月15日分 UK Official Singles Chart Top100 第42位(3週チャートイン 最高位第14位)

今回は軽やかなサウンドと歌声が心地よい、The 1975の『If You’re Too Shy ~Let Me Know~(イフ・ユー・アー・トゥー・シャイ~レット・ミー・ノー~)』をおすすめします。

The 1975のバイオグラフィーは、以前『The Sound(ザ・サウンド)』に触れた時に書いたものを参考にしていただくとして。

この『If You’re Too Shy ~Let Me Know~』は2月21日に発売されたニューアルバム『Notes On A Conditional Form(仮定形に関する注釈)』からのシングルとなります。

どうやら今回のニューアルバムは、スウェーデン人の熱心な環境保護活動家、グレタ・トゥーンベリのスピーチに影響を受けている作品となっているようで、そちらも気になります。




「あなたが服を脱いでくれたら もっと好きになるかも」という言葉に従う僕。

『If You’re Too Shy ~Let Me Know~』とは、「もし恥ずかしすぎるなら、教えて」という意味。

歌詞の中に出てくる人物は、一体何を恥ずかしがっているのか、和訳してみます。

I see her online
(彼女と会うのはオンライン)
All the time
(ずっと)
I'm trying not to stare down there
(僕はいつも目線を下げないようにしているんだ)
While she talks about her tough time
(彼女が困難だった時のことを話している間はね)
Girl of your dreams
(夢のような女の子)
You know what I mean
(どんな意味か分かるだろ)
There's something 'bout her stare that makes you nervous
(彼女の視線には緊張させる何かがあって)
And you say things that you don't mean
(思ってもいないことを口にしてしまうんだ)

Well, I found a hotel, I called up the twins
(ホテルを見つけて 電話で双子を呼んだ)
It's seven in the morning, so they won't let me in
(朝の7時だから 入れてくれないだろう)
I need to get back, I've gotta see the girl on the screen
(戻らないと 画面で彼女に会わなくちゃいけないから)
[And then I phoned her and she said]
([電話したら彼女は言った])

"Maybe I would like you better if you took off your clothes
(「あなたが服を脱いでくれたら もっと好きになるかも)
I'm not playing with you, baby, I think that you should give it a go"
(冗談じゃなく ねぇ 試してみて」)
She said, "Maybe I would like you better if you took off your clothes
(彼女は言うんだ 「あなたが服を脱いでくれたら もっと好きになるかも)
I wanna see and stop thinking, if you're too shy, then let me
(見たいし想像するのをやめたいの もしあなたが恥ずかしすぎるなら 教えて)
Too shy, then let me know"
(恥ずかしすぎるなら その時は言って」)

I've been wearing nothing every time I call you
(君に電話する度 僕は何も着ていなくて)
And I'm starting to feel weird about it
(何だか変な気分になり始めたんだ)
Sometimes, it's better if you think about
(たまには考えた方が良いと思う)
This time, I think I'm gonna drink through it
(今回は酒を飲んでどうにかするつもりだよ)
But I see her online, and I don't think that I should be calling
(でもオンラインで彼女に会っても 思わないんだ 電話しなきゃいけないって)
All the time, I just wanted a happy ending
(常に 僕はただハッピーエンドになりたかったんだ)
And I pretend I don't care about her stare
(彼女の視線なんて気にしていないように振る舞う)
While she's giving me a tough time
(僕がしんどい時間を過ごしている間は)

Well, I found a motel, it looked like the bins
(モーテルを見つけたよ まるでゴミ置き場のような)
I think there'd been a murder, so we couldn't get in
(殺人事件があったようで 中に入ることが出来なかった)
I need to get back, I've gotta see the girl on the screen
(戻らないと 画面で彼女に会わなくちゃいけないから)

"Maybe I would like you better if you took off your clothes
(「あなたが服を脱いでくれたら もっと好きになるかも)
I'm not playing with you, baby, I think that you should give it a go"
(冗談じゃなく ねぇ 試してみて」)
She said, "Maybe I would like you better if you took off your clothes
(彼女は言うんだ 「あなたが服を脱いでくれたら もっと好きになるかも)
I wanna see and stop thinking, if you're too shy, then let me
(見たいし想像するのをやめたいの もしあなたが恥ずかしすぎるなら 教えて)
Too shy, then let me know
(恥ずかしすぎるなら その時は言って)
Well, if you're too shy, then let me know
(ねぇ もしあなたが恥ずかしすぎるなら 教えて)
If you're too shy, then let me go"
(恥ずかしすぎるなら その時は言って」)

I see her online
(彼女に会うのはオンライン)
All the time
(いつも)

Well, she said, "Maybe I would like you better if you took off your clothes
(ええと 彼女は言うんだ「あなたが服を脱いでくれたら もっと好きになるかも)
I'm not playing with you, baby, I think that you should give it a go"
(冗談じゃなく ねぇ 試してみて」)
She said, "Maybe I would like you better if you took off your clothes
(彼女は言うんだ 「あなたが服を脱いでくれたら もっと好きになるかも)
I wanna see and stop thinking, if you're too shy, then let me
(見たいし想像するのをやめたいの もしあなたが恥ずかしすぎるなら 教えて)
Too shy, then let me know"
(恥ずかしすぎるなら その時は言って」)




孤独や寂寥感をネット&スマホ依存埋めようとするものの、変だと感じている気持ち。

歌詞を翻訳してみると、どうやら出会い系(?)もしくは風俗っぽいサイトで出会った女性といつもオンライン上で会っていて。

その女性は自分にとって理想的な女性で、すっごく美人なんだと思われ、いつも緊張しながら話している様子が伝わってきます。

そんな彼女に「服を脱いでくれたら もっと好きになるかも」と言われ、「脱ぐのが恥ずかしいなら言って」と言われている様子。

「君に電話する度 僕は何も着ていなくて」とあるので、この男性は毎回すでに脱いでいるんですね。

「でもオンラインで彼女に会っても 思わないんだ 電話しなきゃいけないって」とあるので、この男性はもうオンライン上でのやり取りに辟易している部分はあるのですが、孤独や寂しさを埋めるためになかなか止められないといった感じでしょうか。

「僕はただハッピーエンドになりたかったんだ」という歌詞から、誰かとの幸せを夢見てインターネットでつながるけど、オンライン上でも感じてしまう虚無感みたいなものも描かれているように思います。

軽やかなサウンドとは裏腹に、現代人が抱えているネットやスマホ依存みたいな問題をテーマにした歌詞のようで、和訳して驚いたと同時に、「さすがThe 1975、単純ではない」と実感した私です。

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