傷口がひどく痛むから、縫ってよ。
2015年10月10日号のbillboard The HOT100 第11位(18週チャートイン・最高位 第11位)。
【追記】2016年1月10日付 UK Official Singles Chart Top100で第1位を獲得!
今回は、アメリカでロングヒットしている、Shawn Mendes(ショーン・メンデス)の『Stitches(スティッチズ)』をおすすめします。
ショーン・メンデスのバイオグラフィーを簡単にご紹介。
ショーン・メンデスは、カナダのトロント生まれ。
2013年からVineやYouTubeにオリジナル曲やジャスティン・ビーバーのカバー曲をアップロードし、一か月で100万回以上の再生回数を記録。
今回おすすめする『Stitches』を収録したデビューアルバム『Handwritten(ハンドリトゥン)』は、アメリカ、カナダ、イギリスでも大ヒット。
現在行われているTaylor Swift(テイラー・スウィフト)の大ヒットアルバムを引っ提げた『1989Tour』のオープニングアクトのサポートミュージシャンとしても選出されています。
「Stitches」とは、「縫う」という意味で、よく編み物などで使われる用語。
この歌では、自分をひどく傷つけた人がいて、その相手に傷口を縫って欲しいと歌っているようです。
MVでも、ショーンは目に見えない誰かに何度も殴られ、傷つく様子を演じています。
歌詞の中で「If I quit calling you my lover(もし君を恋人だというのをやめれば)」と出てくるので、失恋ソングだと言えそうです。
ただ、ショーンはこの歌の歌詞について、「失望や心情的にひどい目に遭った時について歌っていて、あらゆるタイプの関係で、色んな現象で起こりうることであり、必ずしも恋愛についてだけではない)」と説明している模様。
参照元:billboard Shawn Mendes
Talks ‘Stitches’ Entering the Top 40: ‘It’s Not Easy To Have a Radio Hit’
とはいえ、楽曲自体は暗くてどんよりといった感じではなく。
絶妙なセンチメンタル感と、軽快な手拍子が印象的で、とても大人っぽいサウンドが心地良いです。
一方で、Hailee Steinfeld(ヘイリー・スタインフェルド)とアコースティックバージョンで歌っているのも素晴らしい!
こちらでは、ショーンはギター演奏も披露しています。
いかにこの歌のメロディラインが美しいかが分かります。