P!nk (ピンク)『Walk Me Home(ウォーク・ミー・ホーム)』

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一人でいるのが心細い夜は「今夜は一緒にいるよ」って言って。

2019年5月25日号のbillboard The HOT100 第54位(11週チャートイン 最高位 第49位)

2019年5月24日分 UK Official Singles Chart Top100 第27位(13週チャートイン 最高位 第8位)

今回は聴いていると大切な誰かに会いたくなってしまう楽曲、P!nk (ピンク)の『Walk Me Home(ウォーク・ミー・ホーム)』をおすすめします。

4月に約2年ぶりのアルバム『Hurts 2B Human』をリリースしたピンク。

今年2月にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれ、今年度のグラミー賞では前回のアルバム『Beautiful Trauma』がポップアルバム賞を受賞するなど、約20年のキャリアが輝く大活躍ぶり。

私生活では2008年にリリースしたシングル『So What』にも出演したモトクロスレーサーのケアリー・ハートとの結婚生活も順調で、二人の子供を育てるママに。

昔から相手が誰であろうと言いたいことはきちんと言う姿勢を貫いてきたピンク。

今では女性が憧れる女性として注目されています。




ピンク姐さんの力強く美しい歌声があなたを家まで見送るよ

タイトルになっている『Walk Me Home』は「私を家まで見送って」という意味。

歌詞を和訳してみると…。

There’s somethin’ in the way you roll your eyes
(あなたが呆れてしまうような出来事があるなら)
Takes me back to a better time
(心地良かったときに私を連れ戻して)
When I saw everything is good
(私が見たすべてものが素敵だったときへ)
But now you’re the only thing that’s good
(でも今素敵なのはあなただけ)
Tryna stand up on my own two feet
(二本の足でしっかり立とうとしてる)
This conversation ain’t coming easily
(この会話はなかなか簡単にはいかない)
And darlin’, I know it’s getting late
(ねぇ ダーリン もう夜も更けてきたわ)
So what do you say we leave this place?
(私たちが帰る時 なんて言うんだっけ?)

Walk me home in the dead of night
(こんな真夜中には私を家まで見送って)
I can’t be alone with all that’s on my mind
(こんな気持ちのまま一人ではいられない)
So say you’ll stay with me tonight
(だから今夜は君と一緒にいるよって言って)
‘Cause there is so much wrong goin’ on outside
(だって世の中には間違いが多く溢れているから)




There’s somethin’ in the way I wanna cry
(私が泣きたくなるような出来事があるなら)
That makes me think we’ll make it out alive
(生き抜いてゆく術を考えさせてくれていると理解するの)
So come on and show me how we’re good
(だから来て そして私たちがどんなに素敵かを見せてよ)
I think that we could do some good
(私たち何か立派なことができるわ)

Walk me home in the dead of night
(こんな真夜中には私を家まで見送って)
I can’t be alone with all that’s on my mind
(こんな気持ちのまま一人ではいられない)
So say you’ll stay with me tonight
(だから今夜は君と一緒にいるよって言って)
‘Cause there is so much wrong goin’ on
(だって世の中には間違いが多く溢れているから)

Walk me home in the dead of night
(こんな真夜中には私を家まで見送って)
I can’t be alone with all that’s on my mind
(こんな気持ちのまま一人ではいられない)
So say you’ll stay with me tonight
(だから今夜は君と一緒にいるよって言って)
‘Cause there is so much wrong
(だって間違いが多く溢れて)
There is so much wrong
(間違いが多く溢れて)
There is so much wrong on outside
(世の中には多く間違いが溢れているから)

ゴスペルのようなサウンドで歌われるサビが胸に響き、最後の「so much wrong」で盛り上がる部分は特にグッときてしまいます。

世の中にはどうしても理不尽で悲しくなるような出来事やニュースに溢れていますが。

挫けてしまいそうなことも一緒に乗り越えてゆこうと歌ってくれている気がして、心に温かいキャンドルを灯してくれるような歌だと感じます。




ネガティブなコメントが溢れがちなインスタが制作のヒントに?!

アメリカの人気トーク番組「エレンの部屋(The Ellen DeGeneres Show)」にピンクが出演し、この歌を披露する前にインスタにネガティブなコメントを残す人々に関して話していたようです。

彼らの気持ちを変えられるんじゃないかって感じるの。私はすべてに対して正しくないけど、正しくないのも嫌いなの。どんなに勇敢でも匿名で失礼な人々が嫌いなのよ。ただただ意地悪っていう意味ね。でも私はそう感じるから、時間があれば(SNSに)入るわ。
参照元:P!nk Talks Social Media Toxicity, Performs ‘Walk Me Home’ On ‘Ellen’: Watch

ピンクが語る「正しくないのは嫌いだけど、自分もすべてにおいて正しい訳じゃない」という人間らしい複雑な気持ち、誰もが理解できる内容ではないでしょうか。

サビの「だって世の中には間違いが多く溢れているから」という歌詞の内容とも関連性があり、もしかするとネガティブなコメントに溢れるSNSを変えてゆきたい気持ちがヒントになった楽曲ともいえるかもしれません。

そして、人間が持つ善性に目を向けてゆきたいピンクの想いも込められている気がします。

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