分かっていると思うけど、俺たちの愛は確実。
2023年4月22日号のbillboard The HOT100 第15位(36週チャートイン 最高位 第15位)
2023年4月14日分 UK Official Singles Chart Top100 第28位(15週チャートイン 最高位 第4位)
【追記】2023年6月17日号のbillboard The HOT100 第12位までランクアップ!
今回はこんな大人のアーバン&チルアウトな歌が聴きたかった!
Miguel(ミゲル)の『Sure Thing(シュア・シング)』をおすすめします。
Miguel(ミゲル)のバイオグラフィーを簡単にご紹介。
ミゲルはアメリカ合衆国カリフォルニア州・ロサンゼルス出身の37歳(※2023年4月現在。)
父はメキシコ系アメリカ人、母はアフリカ系アメリカ人といった家庭環境の影響を受けて、歌手や作曲活動を始め、インディーズレーベルを経てJIVEと契約。
2012年リリースのアルバム『Kaleidoscope Dream』がグラミー賞で5部門ノミネートされ、シングル『Adorn』が『最優秀R&Bソング賞』を獲得。
実力派のR&Bシンガーとして認知されました。
2017年に4枚目のアルバム『War&Leisure』で再び全米R&Bチャートで第1位に。
マライア・キャリー、デュア・リパなどとのコラボも話題を呼ぶ一方、2016年からは映画に俳優として出演するマルチな才能も見せています。
君を心配させないためなら、何にだってなる。
タイトルの「Sure Thing」は「確かなこと」という意味。
歌詞をすべて和訳してみると。
Love you like a brother
(兄弟のように愛したり)
Treat you like a friend
(友達のようにも接する)
Respect you like a lover
(恋人のように君を丁重に扱うよ)
Oh-ooh-oh, oh-ooh-oh, oh-ooh-oh
[You could bet that, never gotta sweat that]
(賭けてもいいよ 決して気を揉むことはないって)
Oh-ooh-oh, oh-ooh-oh, oh
[You could bet that, never gotta sweat that]
(賭けてもいいよ 決して気を揉むことはないって)
Yeah, yeah, yeah
[You could bet that, never gotta sweat that]
(賭けてもいいよ 決して気を揉むことはないって)
[You could bet that, never gotta sweat that Yeah]
(賭けてもいいよ 決して気を揉むことはないって)
If you be the cash, I’ll be the rubber band
(君が札束になら 俺は輪ゴムになるだろう)
You be the match, I will be a fuse, boom!
(君がマッチなら 俺は導火線になる ブーム!)
Painter, baby, you could be the muse
(画家なら 君はミューズ)
I’m the reporter, baby, you could be the news
(俺がレポーターなら 君はニュースになる)
‘Cause you’re the cigarette and I’m the smoker
(君がタバコなら 俺は喫煙者さ)
We raise a bet ‘cause you’re the joker
(俺たちは賭け金を上げる 君がジョーカーだから)
Checked off, you are the chalk
(チェックオフ 君がチョークなら)
And I could be the blackboard, you can be the talk
(俺は黒板で 君が話すなら)
And I can be the walk, yeah-eah
(俺は歩くよ)
Even when the sky comes fallin’
(例え空が落ちてきても)
Even when the sun don’t shine
(太陽が輝かなくても)
I got faith in you and I
(君と俺には信頼がある)
So put your pretty little hand in mine
(だから俺に君の可愛くて小さな手を預けて)
Even when we’re down to the wire, babe
(俺たちがギリギリまで追い詰められても)
Even when it’s do or die
(それが生きるか死ぬかだとしても)
We could do it, baby, simple and plain
(できるはずさ 簡単で分かりきったこと)
‘Cause this love is a sure thing, yeah
(この愛は確実だから)
You could bet that, never gotta sweat that
(賭けてもいいよ 決して気を揉むことはないって)
[You could bet that, never gotta sweat that]
(賭けてもいいよ 決して気を揉むことはないって)
[You could bet that, never gotta sweat that]
(賭けてもいいよ 決して気を揉むことはないって)
[You could bet that, never gotta sweat that]
(賭けてもいいよ 決して気を揉むことはないって)
You could be the lover, I’d be the fighter, babe
(君が恋人なら 俺はファイター)
If I’m the blunt, you could be the lighter, babe, fire it up!
(俺がマリファナなら 君はライター 火を点けてくれ!)
Writer, baby, you could be the quote, yeah
(書くライターなら 君は引用文)
If I’m the lyric, baby, you could be the note, record that!
(もし俺が歌詞なら 君は音色 レコーディングしよう!)
Saint, I’m a sinner, prize, I’m a winner
(聖人 俺は罪人 賞 俺は勝者)
And it’s you, what did I do to deserve that?
(そして君 ふさわしい男になるために俺は何をしたのだろう?)
Paper, baby, I’ll be the pen
(紙なら 俺はペン)
Say that I’m the one ‘cause you are a ten
(「俺が1」と言えば 「君は10」)
Real and not pretend
(本当の君を見せてくれ)
Even when the sky comes fallin’
(例え空が落ちてきても)
Even when the sun don’t shine
(太陽が輝かなくても)
I got faith in you and I
(君と俺には信頼がある)
So put your pretty little hand in mine
(だから俺に君の可愛くて小さな手を預けて)
Even when we’re down to the wire, babe
(俺たちがギリギリまで追い詰められても)
Even when it’s do or die
(それが生きるか死ぬかだとしても)
We could do it, baby, simple and plain
(できるはずさ 簡単で分かりきったこと)
‘Cause this love is a sure thing, yeah
(この愛は確実だから)
Uh, now rock with me, babe
(俺と盛り上がろうよ)
And let me hold you in my arms, talk with me, babe, yeah-yeah
(俺の腕に君を抱かせて 俺と話をして)
Uh, now rock with me, babe
(俺と盛り上がろうよ)
And let me hold you in my arms, talk with me, babe, yeah-yeah
(俺の腕に君を抱かせて 俺と話をして)
This love between you and I is simple as pie, baby
(君と俺の間にあるこの愛は とても楽勝で)
It’s such a sure thing, it’s such a sure thing
(それは確かなこと 確かなこと)
Oh, it’s such a sure thing, yeah, yeah, yeah, yeah (It’s such a sure thing)
(それは確かなことなんだ)
Even when the sky comes fallin’
(例え空が落ちてきても)
Even when the sun don’t shine
(太陽が輝かなくても)
I got faith in you and I
(君と俺には信頼がある)
So put your pretty little hand in mine
(だから俺に君の可愛くて小さな手を預けて)
Even when we’re down to the wire, babe
(俺たちがギリギリまで追い詰められても)
Even when it’s do or die
(それが生きるか死ぬかだとしても)
We could do it, baby, simple and plain
(できるはずさ 簡単で分かりきったこと)
‘Cause this love is a sure thing
(この愛は確実だから)
Love you like a brother
(兄弟のように愛したり)
Treat you like a friend
(友達のようにも接する)
Respect you like a lover
(恋人のように君を丁重に扱うよ)
「君がマッチなら 俺は導火線」「俺が歌詞なら 君は音色」など相乗効果があるものに例えて、熱い愛を語っていますね。
力強さや繊細さとともに、ミゲルの安定感がある低音ボイスでこの歌詞が持つ揺るぎない愛が表現されているのも魅力的。
MVもギラギラとした派手さで演出するのではなく、アート性が感じられ、大人のしっとりとした愛を描いています。
実はこの楽曲、2010年のリバイバルヒット!
和訳するにあたってリサーチしていて知ったのですが。
この『Sure Thing』、実は2010年にヒットした曲で、今年に入って再びチャート上位に来ているリバイバルヒット。
その理由はどうやらTikTok。
Youtubeのコメント欄にも興味深い内容がたくさん投稿されており。
「10年ほど前に新しい彼女とこの歌を聴いていたとき、この歌は私たちみたいねと言われた。今その彼女と結婚し二人の子供を授かっているよ。」
「ミゲルのスムースなボーカルで、自分の耳が本当に喜ぶ。」
「私がジェネレーションギャップを初めて大きく実感した曲です。TikTokで話題になったスピードアップしたバージョンを頻繁に耳にするけど、私はまだオリジナルのリリースを覚えています笑!素晴らしい音楽は、本当に時代を超越するのでしょうね。」
「亡くなった親友が最後に送ってくれた曲。最初は理解できなかったんだけど。今は理解できる!!毎日心が痛むけど、また会えるって信じてるわ!」
感動的なエピソードも散りばめられていて、思わず読みふけってしまった自分がいます。