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Portugal. The Man(ポルトガル・ザ・マン)『Feel It Still(フィール・イット・スティル)』

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民主主義はどこに行った?…っていうか、昔から本当にそんなものあった?

2017年9月9日号のbillboard The HOT100 第20位(11週チャートイン・最高位 第20位)
2017年9月8日分 UK Official Singles Chart Top100 第51位(6週チャートイン 最高位 第42位)。
【追記】billboard The HOT100 10月21日号 第6位までランクアップ。
2018年2月23日分 UK Official Singles Chart Top100 第4位までランクアップ。



今回おすすめする一曲は、華やかで独特なファンク調のサウンドがやみつきになりつつ、歌詞の背景に現在の民主主義に疑問を呈するエピソードが盛り込まれているPortugal. The Man(ポルトガル・ザ・マン)の『Feel It Still(フィール・イット・スティル)』です。




まずは簡単なバイオグラフィーをご紹介。


Portugal. The Man(ポルトガル・ザ・マン)というバンド名ながら、ポルトガルとは全く関係のないアラスカ州出身の5人組バンド。


2004年から活動してきたものの、ヒット作になかなか恵まれず、数々のメンバーチェンジやレコードレーベル移籍を経て、ついに今年リリースした『Feel It Still(フィール・イット・スティル)』がヒット。


ボーカルのJohn Gourley(ジョン・グーレー)もこの歌が、Billboard Hot 100にランクインしているのをTwitterで見て驚いたそうです。

アメリカにとって1966年とは平和と自由を象徴する時代

タイトルの「feel it still」は直訳すると「まだ感じてる」という意味になりますが。
何をまだ感じているのか、和訳してみます。


Can’t keep my hands to myself
(我慢せずにはいられない)
Think I’ll dust ‘em off, put ‘em back up on the shelf
(長くしまっていたのものを棚に戻そうと思っているよ)
In case my little baby girl is in need
(僕の可愛い赤ちゃんが必要としたときに備えてね)
Am I coming out of left field?
(僕は変わった考えをしているのかな?)


Ooh woo, I’m a rebel just for kicks, now
(あぁ 僕は今 ただ前進するために反発してるだけ)
I been feeling it since 1966, now
(1966年からずっとこんな気持ちを抱いているのさ)
Might be over now, but I feel it still
(すでに終わってるかもしれないけど 僕はまだ感じてるのさ)
Ooh woo, I’m a rebel just for kicks, now
(あぁ 僕は今 ただ前進するために反発してるだけ)
Let me kick it like it’s 1986, now
(1986年のように今楽しませてくれよ)
Might be over now, but I feel it still
(すでに終わってるかもしれないけど 僕はまだ感じてるのさ)


Got another mouth to feed
(もう一人家族が増えて)
Leave her with a baby sitter, mama, call the grave digger
(赤ん坊をベビーシッターと母親に預け 墓堀り人を呼ぶ)
Gone with the fallen leaves
(枯葉と共に去ってゆく)
Am I coming out of left field?
(僕は変わった考えをしているのかな?)


Ooh woo, I’m a rebel just for kicks, now
(あぁ 僕は今 ただ前進するために反発してるだけ)
I been feeling it since 1966, now
(1966年からずっとこんな気持ちを抱いているのさ)
Might’ve had your fill, but you feel it still
(もう飽き飽きしているかもしれないけど 君もまだ感じてるだろ)
Ooh woo, I’m a rebel just for kicks, now
(あぁ 僕は今 ただ前進するために反発してるだけ)
Let me kick it like it’s 1986, now
(1986年のように今楽しませてくれよ)
Might be over now, but I feel it still
(すでに終わってるかもしれないけど 僕はまだ感じてるのさ)


We could fight a war for peace
(平和のために戦うことだって出来た)
Give in to that easy living
(容易い暮らしには降参さ)
Goodbye to my hopes and dreams
(僕の希望や夢にさよならを告げて)
Stop flipping for my enemies
(僕の敵に寝返るのはもうやめよう)
We could wait until the walls come down
(壁が崩落するまで待つこともできるはずさ)


It’s time to give a little to the Kids in the middle,
(板挟みの中で 譲るときが来たのさ)
but oh ‘til it falls Won’t bother me
(壁が崩落するまで 僕は構わないよ)


Is it coming?
(そんな時がやってくるのか?)
Is it coming?
(そんな時がやってくるのか?)
Is it coming?
(そんな時がやってくるのか?)
Is it coming?
(そんな時がやってくるのか?)
Is it coming?
(そんな時がやってくるのか?)
Is it coming back?
(そんな時代が戻ってくるのだろうか?)


Ooh woo, I’m a rebel just for kicks, yeah
(あぁ 僕はただ前進するために反発してるだけ)
Your love is an abyss for my heart to eclipse, now
(今でも君の愛は僕の心にとって蝕のように深淵さ)
Might be over now, but I feel it still
(すでに終わってるかもしれないけど 僕はまだ感じてるのさ)
Ooh woo, I’m a rebel just for kicks, now
(あぁ 僕は今 ただ前進するために反発してるだけ)
I’ve been feeling it since 1966, now
(1966年以来ずっと感じてる)
Might be over now, but I feel it still
(すでに終わってるかもしれないけど 僕はまだ感じてるのさ)


Ooh woo, I’m a rebel just for kicks, now
(あぁ 僕は今 ただ前進するために反発してるだけ)
Let me kick it like it’s 1986, now
(1986年のように今楽しませてくれよ)
Might be over now, but I feel it still
(すでに終わってるかもしれないけど 僕はまだ感じてる)
Might’ve had your fill, but you feel it still
(もう飽き飽きしているかもしれないけど 君もまだ感じてるだろ)



和訳していて、難しい単語は使っていないのですが、なかなか表現に悩む部分がありました。


ただ、この歌の主人公は、政治や情勢、日々の暮らしに対する違和感などを自分一人だけ抱えているのだろうか?いや、君も感じているだろ?と語りかけていて。
1966年というのは、アメリカではベトナム戦争への反対運動から広がったヒッビームーブメントが顕著となった時代。


「We could wait until the walls come down(壁が崩落するまで待つこともできるはずさ)」という歌詞の壁は、ベルリンの壁を象徴しているのではないかと感じ、先ほどのヒッビーとも絡め、平和的に物事を解決したいと考えているものの、そんな時代は到来するのだろうか?という揺らぐ気持ちを表現しているのだと思います。

真の民主主義とは?アメリカ大統領選にインスパイアされた楽曲

サビで繰り返し歌われる「I’m a rebel just for kicks now(僕は今 ただ前進するために反発してるだけ)というフレーズですが。
これは放送禁止用語を多数使用しながら、政治や社会を痛烈に批判するコメディアンとして活躍したGeorge Carlin(ジョージ・カーリン)の言葉を引用したそう。


この言葉を引用したいきさつとして、ボーカルのジョンは…。
「ドナルド・トランプを支持しているわけでもなく、ヒラリー・クリントンを支持しているわけでもない。
フットボールのチームじゃあるまいし、政党で投票するなんて馬鹿げているよ。
僕の友達の多くはバーニー・サンダースを支持していたのに、
彼は(民主党の)代表にも選ばれず、(友達は)結局トランプにもクリントンにも投票しなかった。
この歌はバーニーが民主党代表として立候補しなければならなかった事実について歌っているようなものなんだ。」と語っています。
※主要部分のみ翻訳しております。ご了承ください。
引用・参照元:Portugal. The Man Explain How Bernie Sanders Inspired Surprise Hit ‘Feel It Still’


要するに、ジョンは政党ではなく人を見て投票するのが真の民主主義ではないのか?と問うており、現代の民主主義の矛盾に対して、歌っているのだと思われます。


MVも個人的にとても好みで。


薄暗い中で効果的に使われる照明の模様やカラフルさが、人種のるつぼであるアメリカを表すかのように見えたり。


ダンサーも最後にジョンに代わって、黒人の女性が踊るのも面白い演出です。
しかもボーカルのジョンのひょろっとした容姿や、やけに中性的な声色も魅力。


まだまだ上位に食い込んで行きそうですね。









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