Carly Pearce(カーリー・ピアース)『Every Little Thing(エヴリ・リトル・シング)』

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あなたと一緒に過ごしたどんなに些細な出来事も覚えてる。だからこそ別れがつらい。

2017年9月9日号のbillboard The HOT100 第78位(6週チャートイン・最高位 第78位)

【追記】11月7日号 billboard The HOT100 第50位までランクアップ。



今日は静かな夜にこんなしっとりとした歌を部屋で聞けたら…。


久々にカントリーで見つけた良曲のバラード、
Carly Pearce(カーリー・ピアース)の『Every Little Thing(エヴリ・リトル・シング)』をおすすめします。




カーリー・ピアースはテネシー州出身の27歳(2017年9月現在)。
16歳の時に高校を中退し、テネシー州では有名なアミューズメントパーク「Dollywood」で
歌手を夢見て歌い続け、19歳でカントリーの聖地、ナッシュビルでレコード会社と契約するチャンスに恵まれますが、なかなか芽が出ず。
その後も様々なバンドで活動しながら修業を積みます。


転機が訪れたのは2016年。
Josh Abbott Band(ジョッシュ・アボット・バンド)のシングル曲でフーチャーされたことがきっかけで、なんとあのTaylor Swiftも所属するBig Machine Recordsと契約。
ケリー・クラークソンの『Stronger』やP!nkの『Try』、カントリー界ではLady Antebellum(レディ・アンテベラム)やKeith Urban(キース・アーバン)も手掛けたソングライター兼人気プロデューサーのbusbee(バスビー)との共作でこの『Every Little Thing』を世に送り出し。


カントリーチャートでのヒットから、Billboard The HOT100にもチャートイン。


ティーンエイジャーから努力し続けてきた夢が、やっと開花し始めたのです。




なぐさめてくれるかのような優しいピアノの音色&カーリーの歌声

歌詞の内容は、サビの
Every little thing
(ひとつひとつの小さなこと)
I remember every little thing
(ひとつひとつの小さなことを思い出す)
The high, the hurt, the shine, the sting
(楽しさ、傷み、輝き、苦痛)
Every little thing
(ひとつひとつの小さなことを)

といった感じから、別れた恋人との思い出のひとつひとつを振り返り。


最後のサビに向かう前に、
They say time is the only healer
(時間だけが唯一の癒しというけれど)
God, I hope that isn’t right
(神様、それは正しくないことを望むわ)
‘Cause right now I’d die to not remember
(なぜなら今、思い出さないために死にたい気分なの)

と思い出にとらわれながら、愛を失った悲しみに暮れている様子が描かれています。


でも、自分の心を大きく占めていた愛する人や特別な人と別れた時は、誰でもこんな気持ちになりますよね。


でも、この歌、なぜか聴いていてすごく悲しくなってくる歌ではなく。


優しいピアノの音色となぐさめるかのようなドラムやストリングスの音、カーリーの落ち着いたしっとりとした歌声があるからこそ、どこか希望も感じられるからかもしれません。


ちなみに、意外にも女性のカントリー歌手はなかなか歓迎されない風潮があるようですが。
私も過去記事でふれたことのあるケルシー・バレリーニがカーリーの心の支えだったみたい。
音楽フェスなどで一緒に歌ったこともあったみたいですし、先にケルシーがヒットを放ったことに勇気づけられたそう。


個人的には、EDM的な楽曲が多い中、正統派な女性のカントリー歌手にもっと活躍してほしいですし、古き良きアメリカを受け継ぐカントリーというジャンルも伝統を守りながら発展させていってほしいと願うばかりです。


それにしても、カーリー・ピアース、とても美しい女性ですね。


参照元
Wikipedia-Carly Pearce
Interview: Carly Pearce digs deep for powerful new single ‘Every Little Thing’










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